令和3年度第1回講師会分科会
令和3年7月3日、講師会では第1回分科会をリモートにて開催しました。
県組合の役員改選により、これからの3年間を引き続き池田譲治氏が講師会長を務める事となりました。また、分科会は各分科、新たにメンバーを構成変更して研究をして参ります。
この第1回分科会の中で池田講師会長から今期のスローガン「“つながり”から“つなげる”へ」が発表されました。“つながり”という名詞に対して“つなげる”という動詞には「つなげるのだ!」と言うより強い意志が含まれています。
昨年度は新型コロナウィルス感染症の諸問題により、分科会活動を順調にスタートする事が出来ませんでした。しかし年度後半からリモート会議用アプリを用いて徐々に活動の環境が整い始め、今年度はリモートではありますが、県下組合員への営業支援を目指す講師会分科会(第1〜4分科)による活動を無事にスタートする事が出来ました。この分科会とは毎年一つのテーマを定め、次年度の営業支援に向けて1年間に渡り各分科で研究を進めていく勉強会です。
第1回分科会の中では池田講師会長より今年度の新しい研究テーマが発表されました。今年度の分科会研究テーマは「アフターコロナ(コロナ禍)に提案する理容のユニバーサルデザイン」です。
ユニバーサルデザイン(UD)とは、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などいろいろな分野の設計(デザイン)のことであり、またそれを実現するためのプロセス(過程)です。それぞれの分野によってそれぞれのユニバーサルデザインが考えられるのですが、今回はそこに「アフターコロナ(コロナ禍)」というキーワードを絡めて、理容のユニバーサルデザインを追求していく事となります。難しいテーマではありますが、現代社会においては非常に注目される概念と言えます。
なかなか新型コロナウィルス感染症の諸問題が解決されない中、各分科年内はリモートでの活動が主になりますが、力を合わせて研究を進めて参ります。今年度も講師会に是非ともご期待を頂けたらと思います。
講師会は分科会での各分科の研究により、私たち理容業界がお客様の豊かな暮らしの一助となれる様、そして私たち理容業界が幸せな業界となれる様に頑張って参りたいと思います。