令和５年度　講師会会議

県講師会では、令和5年12月5日（火）、新杉田の理容会館にて令和5年度講師会会議を開催しました。

会議は第1部として分科会各分科に分かれての会議、第2部として全理連中央講師であられます三浦和伸氏をお招きしてのセミナーと言う形で行われ、セミナーのテーマは「理容の未来を本気で考える」副題として「選ばれるサロン作りを考え、豊かな魅力ある未来の業界を北の大地から発信する」でした。セミナーには講師会会員外の方も多数参加して頂き活気あるセミナーとなりました。

講義をして頂いた三浦先生は北海道札幌市で高度なおもてなしの非常に高級感あふれる素敵なサロンを経営されています。サロンの格好の良さは一言では言い表せないほどの素晴らしさで、正に札幌のフラグシップサロンと言えましょう。そんなサロンを経営して行くにあたってのコンセプトや考え方を発信し、これからの業界の未来をより良くするにはどうするべきかのヒントを与えてくれると言うのがセミナーの内容でした。

とても驚いたのですが、講習の初めに三浦先生は「私は上からの目線で講習をしたくない。皆さんと同じ目線で一緒に業界の未来を考えて行きたいので着席してお話を致しますね」とおっしゃり着席されると、まるで座談会をしているかのような和やかなムードの中でのセミナーとなりました。

三浦先生のお話を聞くと、先生が普段サロンで行っていることはごく普通の事で、その気になれば自分でも一つくらいは出来る様な事ばかりだという事が分かりました。また、私達の仕事はAIやデジタルでは出来得ない仕事なのだという事を強く感じました。何よりも大切なのは、来店くださるお客様に一生懸命に尽くして心から感謝する事。何事にも愛情を注ぐ事。本当に勉強になりました。

そして三浦先生のこの素敵な人柄が多くの人を集めサロンを繁盛させるのだと強く感じました。明日から１つでも教わった事を実行してみようと思います。素敵な講習をありがとうございました。

令和５年度の講師会会議は１部、２部共にとても充実した時間となりました。