平成28年度対話集会実施結果について
1 各ブロック別開催状況
(1) 湘南ブロック
日 時 平成28年10月25日(火)午後2時~4時
場 所 アマダフォーラム246
参加者 60名
(2) 川崎ブロック
日 時 平成28年10月31日(月)午後3時~5時
場 所 てくのかわさき
参加者 87名
(3) 横浜ブロック
日 時 平成28年11月8日(火)午後5時~7時
場 所 理容会館5階ホール
参加者 63名
(4) 湘北ブロック
日 時 平成28年11月29日(火) 午後3時~5時
場 所 小田原お堀端コンベンションホール
参加者 50名
2 対話集会のテーマ
今後の組合運営
・対話 集中事業 意識改革
・平成29年度集中事業
3 集会の実施方法
理事長の挨拶で集会が始まり、挨拶の内容は、①対話集会をはじめ多くの意見を参考にしたい。②昨年度の対話集会での意見を参考に廃業店舗の有効利用を施案化した。③60周年記念事業は年間を通して実施するなど盛り上げ、PRしていきたい。④60周年記念感謝祭を実施したい。実施の際には皆さんの意見を取り入れたい。
その後、各ブロック長のあいさつの後、組合員からの質疑に移った。
4 主な質疑等
《湘南ブロック》
(感謝祭についての意見・要望)
○ お客様だけではなく、組合員にもメリットとなる感謝祭が良い。
○ 3年前の感謝祭は新しい試みであったが、原点に返って抽選会などオーソドックスな感謝祭が良いと思う。
(その他)
Q 対話集会の議題をあらかじめ提供してほしい。
A あらかじめ議題を提供することは可能である。
Q 理容を元気にする提言など組合の中への発信ではなく、外に向けて発信できればよい。
A 理容競技大会も外に向けて発信するため、赤レンガ倉庫を検討したが、付帯設備がないなど具体的には難しい。 また、大会を一般の人にPRするため、日祭日に開催を考えたが、日祭日の文体使用は難しい。来年の6月に産貿ホールで器具商組合と共同で女性の体験シェービングを実施するが、これを60周年記念事業とし、消費者にアピールしていきたいと思っている。
Q 組合の事業で、紙ベースで報告等もあるが、ペーパーレスで行ってほしい。
A パソコンをやっていない人も多数いるので、紙でやり取りしなければならない人も多数いる。
Q 営業実態調査の報告などRIYОかながわの特集となるものは、1面、2面に掲載したほうがよい。
A 検討する。
Q 理容メッセージは誰に向かってどう訴えればよいのか。
A メッセージは、業界に対して訴えるものである。テーマは、お涙ちょうだい的なものから今は社会貢献に移ってきているが、得意分野を選んでいただければよい。
Q 県大会で広報紙展をやったが、どう考えているか。
A 一階で皆さんに見ていただき、盛況だったので、何年か続けてやっていきたい。
Q 対話集会には一般組合員の参加が必要ではないか。
A 組合員の生の声を聴くのが第1歩と考えている。支部総会など機会があれば考えを聞かせてほしい。
Q 大会は若い人に興味を持ってもらう大会にしてほしい。
A 意見があれば検討していきたい。
《川崎ブロック》
(感謝祭について)
Q 宝くじ的な形で感謝祭はやったらいかがか。
A 宝くじだとナンバーリングが必要で、多額の経費が掛かる。60周年記念事業は、50周年など大きな節目ではないので、大きな予算はかけられない。周年積立金から200万、集中事業費として100万計300万を考えている。
Q 感謝祭はPRすることだと思うが、組合をPRしてもしょうがない。お店をPRすることが大切で、お客様にシャンプーをプレゼントするなど、お客様とコンタクトしアピールしたらどうか。
A 景品の数を増やすため、器具商組合などに相談しておけば提供品が期待できる。
(感謝祭についての意見・要望)
○ 神奈川県以外にいたが、感謝祭みたいなものはなかった。お客様にわかりやすい企画が良いのでは。
○ 60周年ではなく、100周年にやったほうがよい。
○ イベントはやらないのか。やるのであればお客様に来てもらえる日を選んでほしい。
(その他)
Q 脱退者が増えている。横のつながりがなくなってきているので、バスツアー、パーティーなど若い人が懇親できる場が必要ではないか。
A 厚生部でアンケートを取り、支部ではボウリングなどがあるが、多くの人が参加できる事業を考えたいので、意見を伺いたい。
Q コミュニケーションは食事会、カラオケなどを考えてもいいのでは。ダンスパーティーでバンドに10万支払っており、もったいない。若い人が参加できる企画を考えてほしい。
A ダンスパーティーは歴史があるので関係者によく意見を聞いて検討していく。
Q QBハウスはスマホで近くの店が検索できる。デジタル化が遅れているのではないか。
A ホームページで一番アクセスが多いのは組合店の検索で、その他もパスワードをなくし、全てのページについて一般の人がアクセスできるようにするなど工夫しており、スマホからもアクセスできるようになっている。伝えたい情報があればホームページに掲載できるのでご協力をお願いしたい。
Q 訪問理容でNPО等色々な事業者が入ってきており、影響が出ている。組合で対応できないか。
A 訪問理容の運用は各自治体に任されており、県内には、6つの自治体が運用しているので、対応は難しい。
Q ヘアーカラーのアレルギーについて講習会等で教えてほしい。
A 情報はあるので、講師会に伝える。
(その他の意見・要望)
○ 防災では、ラインはつながるが、固定電話はつながらない。ラインの利用を考えたらどうか。
《横浜ブロック》
(感謝祭について)
Q 感謝祭の目的と、なぜ感謝祭なのか教えてほしい。
A 60年間、組合が続いたのはお客様のおかげであるので、お客様のために行う。色々な感謝祭をやったが、皆さんの意見を尊重し、了解を得ながら実施したい。
Q ヘアスタイルを選ぶ感謝祭をやったが、お客様に選んでもらうのはよいと思う。
A メンズコレクションでは肖像権、費用など難しい問題もあった。予算は周年積立金200万、集中事業費100万、計300万を考えている。
Q 感謝祭でお客さんがわくわくするものはなかった。イベント会社とタイアップしてやるのもよいのではないか。
A イベント会社に頼むと経費が掛かるが、企画だけ出してもらう方法もあると思う。
Q 小規模だと景品が少なくなるのでよくない。また、お客様に名前を書いてもらうのはネックである。
A 感謝祭を利用して、お客様に対するサービスを考えてもいいのではないか。全体でやると大きなアピールになると思う。
Q 感謝祭で全てのお客様に配りたい。県組合で強く呼びかけたらよいのでは。
A 大きく目標を立てると役員の負担になったり、他の経費に影響を与える。皆さんの協力に期待する。
Q 告知を早くし、お客様から聞かれるくらいだと成功するのではないか。
A ホームページに早くアップするなど工夫したい。
(感謝祭についての意見・要望)
○ 毎年感謝祭を行っており、各店からお金を集め、40万~50万円 の景品を出している。大きいものより細かく工夫した景品を出し、お客様に喜んでいただいている。旅行券、食事券、利用券が好評である。
○ 感謝祭は組合員が参加したがらない傾向がある。
○ ホイッスルは評判が良い。値段ではないと思う。
○ 感謝祭でお客様にあたる権利があるというのは、お客様は喜ばないのではないか。
○ 感謝祭をやりたくない組合員が多い。やっている組合員が楽しく、お客さまも楽しいのが良いのではないか。
○ 感謝祭は12月の忙しい時期で組合員から敬遠されている。1月~3月の間で何回も来てもらったお客様に権利ができるなど工夫が必要。
(その他)
Q ホームページは充実してきた。RIYОかながわを廃刊し、ホームページ一本でよいのではないか。経費節減になる。
A RIYОかながわはこの1年で大きく経費節減している。組合員が全員ホームページを見れるわけではないので、廃刊は難しい。
《湘北ブロック》
(感謝祭について)
Q 感謝祭について、企画書は支部全員の意見を聞いて提出するのか。また、時期は12月を外してほしい。
A 支部員になげかけ、時期を含め、支部で取りまとめて提出していただきたい。
(その他)
Q 県のホームページが見やすくなり、事業も明記されていて活用している。メール便封入物と重複しているので、工夫すると経費が削減できるのではないか。
A ホームページを見れない人には、メール便は唯一の情報源であるので、必要である。
Q 後継者も高齢化し、脱退という問題が起きている。何らかの対策を検討してほしい。
A 脱退届でアンケートを取っているが、組合のメリットがないという回答が多い。そういう人に限って組合の講習会、支部の行事に参加していない。参加しないとメリットが出てこない。共済も入らないとメリットがない。組合員にこのことを認識してもらう必要がある。生活衛生営業指導センター等で、メリットに関するチラシを作っているので、皆さんに知っていただくため、支部役員の皆さんにも協力いただきたい。
Q 今年の集中事業を教えてほしい。
A 今年は教育事業を集中事業としている。営業支援として誰でも創れる流行ヘアという冊子を作成し、セミナーを開催する。また、ブロック別オープンセミナーを開催している。
Q 理容と美容が一緒になるのではないかという話があるが、どのようになっているか。
A まず、国家資格を守ることが第一だが、現状では全従事者が理容と美容の免許を持っていれば両方の業務を1店でできること、また、理容師が美容の免許を取りやすくすることが検討中で、29年3月までに結論が出る。
Q 防災訓練は、日、月、火はやめてほしい。
A 災害はいつ起こるかわからない。来年以降11月1日が何曜日になるかわからないがテーマを決めて実施していきたい。
Q 廃業店舗の有効利用で借りたい人はいるのか。
A 借りたい人は1名いるが、貸したい人がまだ出ていない。
Q RIYОかながわは大変見やすくなっているが、支部からの投稿が偏っているように思う。
A 支部から投稿していただいたものを順番に掲載している。偏らないようにどんどん投稿していただきたい。
Q 賠償共済の件で、事故が起こった場合、弁護士などはどうなっているのか。
A 事故が起こったら、まず県組合に報告いただき、相談のうえ、必要に応じて保険会社が指定した弁護士を全理連から紹介してもらい、委任することができる。
(その他の意見・要望)
○ 災害時の連絡は電話ではできない場合があり、メール、ラインなどが便利で現実的である。(ラインの実例を紹介)各支部の役員にラインを使える人がいることが必要ではないか。
○防災訓練は11月1日に決めないで抜き打ちでよいと思う。
○ポケットカレンダーを利用してメンバーズカレンダーとし、1年に10回来てもらったら特典を付けるなど、工夫し、役に立っていることを紹介する。
○参加しないとメリットがないとのことだが、参加しやすくすることを考えるべきだと思う。また、組合員、支部も組合事業を利用して、例えばポケットカレンダーのように工夫すべきと思う。