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平成30年度対話集会実施結果について

1 各ブロック別開催状況

 (1) 横浜ブロック

    日 時 平成30年10月23日(火)午後3時~5時

    場 所 理容会館5階ホール 

    参加者 61名

(2) 川崎ブロック

    日 時 平成30年10月29日(月)午後3時~5時

    場 所 てくのかわさき

    参加者 59名

(3) 湘南ブロック

    日 時 平成30年10月30日(火)午後1時~3時

    場 所 ホテルサンライフガーデン

    参加者 50名

(4) 湘北ブロック

    日 時 平成30年11月27日(火) 午後3時~5時

    場 所 サン・エールさがみはら

    参加者 52名

 

2 対話集会のテーマ 

  今後の組合運営など

  

3 集会の実施方法

  理事長の挨拶で集会が始まり、挨拶の内容は、「対話集会は多くの意見を聞ける大切な場である。

  テーマは今後の組合運営だが、来年度事業について、皆さんの意見を取り入れていきたい。」 

  次に、ブロック長のあいさつの後、質疑に移った。

 

4 主な質疑等

《横浜ブロック》

 Q 県、ブロック、支部で行われる行事が多く、組合員の休日を組合が潰し

   ているのが現状で、負担を減らす案を考えているか。また、県の事業に

   何人出さなければいけないということが、人的、金銭的負担となり、役

   員のなり手がいなくなっているのではないか。

 A 県組合では、不必要な事業を見直していくが、必要な事業は、組合員が

   出席しやすい休日に組まざる負えないので、ご理解いただきたい。また、

   県事業に何人出てくださいとのお願いはしていない。

 Q 組合員親睦バス旅行は、厚生部への周知がなかった。力を入れている事

   業では、事前に支部厚生部会議を開催するなど、周知を徹底したほうが

   良かったのではないか。

 A ご意見を参考にしたい。

 Q 本年度は改選期で新任者もいるが、支部部長会議がなかった。各常任理

   事の方針を支部の担当者に伝える必要はなかったのか。また、毎年開催

   している対話集会は出るメンバーが同じで見直したほうが良いのでは。

 A 毎年100名の組合員が減少している中で、予算削減を図らなければなら

   なかったのでご理解いただきたい。また、対話集会はできるだけ多くの

   組合員からご意見をいただきたいと考えているので、よろしくお願いし

   たい。

 Q 支部経理担当役員が行っている集金業務を2か月に1度にすることを

   提案する。

 A 可能で、支部口座から組合費等を引き落とす際に、その金額が入ってい

   れば良いので、支部で工夫してほしい。

 Q 支部の集金方法を毎月ではなく、変更を検討してもらえないか。

 A 支部で工夫していただきたい。

 Q SNSを活用し、組合員相互の繋がり、情報の共有や災害時の連絡等目

   に見える形で周知を図っていくことはできないか。

 A 現時点でのネットの利用状況などを考えて、全体で取り組むには難しい

   状況であることをご理解願いたい。

 Q 政府ではスマートフォンの普及が進む中で、決済の電子化を進めるため

   の支援で補助金を出すと聞いているが、県はどう取り組むのか。

 A 教育部、講師会、理事間でもスマートフォンを利用した取組みを始めて

   ているが、いずれ全体的に取り組む方向になればいいと思っている。

 Q 組合費の使い方を徹底し、スケールメリットを図らないと、組合脱退の

   歯止めにならないと思う。教育にスケールメリットを望みたいが、現状

   では難しく、安心のための共済、楽しみのための厚生に比重を移せばい

   いのでは。

 A 共済には、力を入れており、共済の大切さを分かってもらうために共済  

   説明会をやらせていただきたい。厚生も今年はバス旅行を実施するなど

   力を入れており、来年度も旅行を計画したいと考えている。

 Q 全理連ニューヘアは、レディスではなくメンズヘアにするよう全理連に

   提案してほしい。

 A レディスヘアは、規制緩和に伴い、サロンで女性に対して施術できる 

   ようになったため、ニューヘアとしていることをご理解いただきたい。

 Q キャシュレス化に対する組合の対応はあるか。

 A 全理連でクレジットカードを取り扱っており、手数料の値下げ、使い易

   くすることなどを全理連に要望している。

 Q 組合員の減少により予算が減っているため、理容感謝祭、競技大会など

   の見直しが必要ではないか。

 A 県事業を精査し、例えば競技大会などは、工夫しながら実施していきた

   い。

 Q 理容名鑑を簡素化し、県役員、支部役員、講師会等の記載にとどめれば 

   経費の削減になると思う。

 A 県組合では日常業務でなくてはならぬものなので、現状では作成してい

   きたい。

 Q 組合員の減少にどういう対策を立てているのか。

 A 全国的に組合員が減少し、厳しい状況だが、県組合としても、如何に後

   継者を育てるか、如何に脱退者を少なくするかを念頭に置き、各種事業 

   を行っている。

 Q 密葬、家族葬が増え、共助会、互助会の弔慰金を現金で支部長、副支部 

   長が届けるが、かなりの金額になる。家族の合意を得て、銀行振り込み 

   にすることはできないか。

 A 可能である。

 

《川崎ブロック》

 Q 県本部への届出等の締切を20日から15日に早めることは可能か。

 A 可能だが、脱退者、共済の変更など15日以降に処理できなくなる。

   この点を考慮し、全理連に報告、送金等処理できるぎりぎりの日の20日 

   としているのでご理解いただきたい。

 Q 次回のバス旅行は、もう少し近い場所が良いが。

 A 今年のバス旅行を反省し、来年は近場で実施したいと考えている。

 Q ニューヘア発表会の開始時間が遅すぎる。遠方だと参加できないので、

   工夫してほしい。

 A 月曜日の開催は、全理連でニューヘア発表があり、その週の土曜日にニ

   ューヘア研修会を実施し、なるべく早く皆さんに伝えるために、翌週の

   月曜日に開催している。火曜休みの店が多いので、月曜日開催だと営業  

   が終わってからの参加となり、現在の時間になってしまうことをご理解 

   願いたい。

 Q 女性理容師が実際に体験できるエステ講習会などを実施してもらいたい。

 A 女性理容師が参加できる体験イベント等を今後検討して行く。

 Q 厚生部事業で参加者の人数を支部毎に発表するのをやめてほしい。

 A バス旅行で参加者氏名を各支部長に渡したが、トイレ休憩後の確認や事

   故にあった時などを考えてのものである。参加者の多少を明らかにする

   ため作成したものではないのでご理解いただきたい。

Q 年間休日の約2割が組合行事にとられている。休日を大事にする時代に 

  組合は全く逆のことをしているのではないか。

 A 時代が変化しているのは承知しているが、組合は、営業支援のための事

   業など、必要な事業をやらなければ存在価値がなくなってしまう。また、

   皆さんが参加できるのは、休日であるので、ご理解願いたい。

Q 消費税について、キャッシュレスだとポイントバックなど行われるよう

  だが、どう取り組むのか。 

 A ポイントバックするには手続きが煩雑と聞いているが、簡易に導入でき 

   るシステムもあり、今後考えていかねばならないが、組合全体で導入す 

   るのは難しい。

Q 若い人が組合に入りやすくするために、廃業店舗の賃貸などはできない

  か。

A 平成28年に廃業店舗の有効利用実施要領を定め、運用しているが、廃業 

  店舗を貸しても良いという事例がほとんどない。現在の状況はホーム

  ページに掲載している。

  

《湘南ブロック》

 Q 介護理容、出調理容はどのように対応していけばよいか。

A 地域によっては、市が費用を負担しているところもあり、地域で対応は 

  異なり、組合として入り込めない部分がある。県では、地域や個店で適 

  切に対応していただきたいと考えている。   

Q 初めて対話集会に出るが、支部役員しか出席しないのでは、意味がないの

  ではないかと感じる。

 A 県組合としては、多くの組合員に参加してもらい、意見を聞きたいと思

   っている。

 Q 理容感謝祭は、個店とお客様をつなぐ良いコミニュケーションツールと

   思っているが、次回の案はあるか。

 A 感謝祭に参加した組合員は、30%程度で、今後の開催については、良

   く状況を把握して検討して行きたい。

 Q 新規組合員の確保が困難に感じる中で、組合のスケールメリットが少な

   いと感じるが。

 A 県生活衛生指導センターで組合メリットを記載したチラシがあり、現在  

   保健所や金融公庫の窓口に置いてある。メリットの1つに共済があるが、

   事故が起こった時に保険金が出て、保険金を受け取った人は初めて大き

   なメリットであったことに気付く。支部講習は無料で受けられ、数々の   

   情報が提供されているのも大きなメリットである。

 Q 金融公庫借入の際、組合加入を条件で低金利で借り、色々な理由で組合

   加入を拒んでいる方がいる。シビアに対応したほうが良いのではないか。

 A 組合店でなければ金利が上がるので、借入の際、借入者に十分伝えてほ

   しい。組合に入らない場合は、県組合に知らせてほしい。

 Q 平成30年度は、支部総務部長会議など支部部長会議が開かれなかったが、

   その理由を教えてほしい。

 A 予算減少の中で、教育と共済以外は支部部長会議を行わないこととした。

   どうしても必要な場合は開催する。

 Q 組合員減少にどう対応するのか。

 A 組合員の減少は、高齢化と後継者がいないのが原因で、組合員の方にメ  

   リットを感じてもらい、脱退を減らすことに努力している。

 Q YahooMAP等に組合全体で広告は出せないか。

 A 組合としては、組合店のインターネット普及を見ると困難だと思う。将

   来的には必要なことだと思う。現在やっている方が良い事例をたくさん

   作っていけば取り組みやすい。

 Q 組合員が減少し、組合費が減収しているが、どう対応するのか。

 A 集中事業など効率的な予算運用を図っていくとともに、各事業を精査し

   効果的な運用を図っていく。

 Q 県大会のエントリー数が減り、会場の変更など考えなくてはいけないの

   では。また、選手よりも役員のほうが多いが必要なのか。

 A 選手の励みになるのて、出来る限り横浜文化体育館を利用したいと考え

   ている。また、県大会には、役員を含めできる限り多くの方に参加して  

   いただきたいと考えている。

 Q LINE@やグループLINEを導入したらよいのでは。

 A 組合の一部の人はやっているが、全体で取り組むのは現状では難しい。

 Q バス旅行を支部レクリェーションに活用したい。

 A 来年も企画し、近場の日帰りで行いたいと思っている。

 Q 支部員の新春の集い参加人数を減らしてもらいたい。

 A 支部員参加に縛りはないが、出来るだけ多くの支部員に参加してほしい。

 Q 理容名鑑の処分方法は

 A 個人責任で処分していただきたい。

 《湘北ブロック》

 Q 組合の共済制度で、事案が起こったとき速やかに対応できるよう組合員   

   に周知する良い方法はないか。

 A ある支部では共済等に関する冊子を作り、この場合はこうしてください  

 と記載し効果を上げている。また集金袋に加入共済名を明示することも

   良い。まずは共済部長に相談していただきたい。

 Q 神奈川県独自の組合員証を発行し、色々な施設の割引利用はできないか。   

 A 組合員証は悪用される危険など非常に難しい問題がある。県組合には、

   提携企業提供された割引券が置いてあり利用してほしい。、また、理容名 

   鑑に提携先が載っているので、割引があるかどうか問い合わせてほしい。

 Q 高齢化による組合員脱退対策を組合は考えているか。   

 A 脱退には2つのケースがある。

   まず、高齢のための脱退は止めるわけにはいかない。この場合、廃業店

   舗を利用できる手助けをしている。

   営業継続脱退ではメリットがないという理由で辞めるケースが多いが、    

   共済制度や情報提供となる事業に参加しないことでメリットを感じない  

   のではないかと考えている。なるべく多くの事業に参加していただきた

   いと思っている。また、高齢者に対して組合費の減額をすると組合は成

   り立たなくなる。

 Q 親睦バス旅行に続く新しい企画を立ててほしい。   

 A 来年度も計画したいと考えている。

 Q 名義変更(世代交代)し、若い人たちに組合事業に参加してもらい、

   隠居した組合員は名誉組合員などの制度を作り、引き続き組合活動に参

   加してもらうなど組合脱退防止につながる改革を検討してもらいたい。

 A 名義変更しなくても後継者は支部役員になれ組合活動に参加できるので

   承知願いたい。名誉組合員制度は難しい。

 Q 県大会の会場は出場選手が減っている状況で、文化体育館にこだわらず、

   他の会場を探し、費用削減、人員削減を図っては如何か。

 A 大さん橋ホール、産貿ホールなどで養生や電気配線を含め費用を試算す

   ると文化体育館とそんなに差はない。将来的には会場を変えることも考

   えなければならないが、使い勝手の面や選手の励みになるので、出来る

   限り横浜文化体育館を利用したいと考えている。

 Q カードやラインペイ等キャッシュレスの時代が来ているが、組合ではど

   う考えているか。

 A 全理連クレジットカードは手数料は3.5%の手数料となっている。ライン

   ペイなどは組織的に取り組むのは難しい。

 Q 来年の消費税アップについて県としての対策はあるか。組合費の値上げ

   は考えているか。

 A 消費税値上げは個々に対応していただきたい。消費税アップに伴う組合

   費の値上げは県組合、全理連とも考えていない。

 Q 県組合は災害対策に力を入れているが、どこまで考えているか。

 A 安否が一番と考えている。まず災害発生から3日間生き延びるため、チ

   ェックシートによるチェックをお願いする。その次に安否確認し、被害

   を受けた方に見舞金等を贈り、次に全理連に報告し、全理連から見舞金

   を受け取ることとなる。また、全理連の火災共済ワイドは災害時に補償

   が出るので考慮願いたい。

 Q 県の理事会でインターネット、ラインを使えば経費も節約できるのでは

   ないか。

 A 常任理事間ではラインを行っており、理事の皆さんともできる部分は利

   用している。しかし強制はできない。将来的には変えていかなければな

   らないと考えている。

 Q ダブルライセンスの時代であるが、高齢者は新たに美容の免許を取得す

   るのは難しい。どう対応すればよいか。

 A ダブルライセンスを意識してニューヘアはレディスになっているが、理

   容師は、着付け、メイクをしない限りレディスに対応できるので、頑張

   っていただきたい。

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