第57回通常総代会概要
県組合は第57回通常総代会を県理容会館5階ホールで開催した。船津理事長が今年度が60周年にあたることから、記念事業を実施することを表明した。
第57回通常総代会
船津理事長は「本日はご多忙の所、総代会にご出席をいただきまして誠にありがとうございます。この総代会は、昨年の事業と決算並びに今年度の事業計画と予算を決める大切な会ではございますが、昨年度の事業に対しましては皆様のご理解ご協力によりまして無事遂行できました事に改めてお礼申し上げます。
中でも昨年の11月に行いました防災訓練につきましては、全理連の各県からも問い合わせ等があり、県下一斉に行ったことへの高い評価をいただきました。いざという時の予防策として今後も継続してまいりたいと思っております。
29年度の事業につきましては、後ほど皆様にお諮りいたしますが3つの基本ビジョンについては変わらず継続をしてまいります。
特に集中事業については今年度が組合創立60周年にあたる事から、組合創立60周年記念事業を集中事業とし、県で行う事業に60周年の冠を付け、1年を通して盛り上げてまいりたいと考えております。この60周年を起爆剤としてより組織強化に努力してまいりたいと考えております。先日テレビ東京より取材の連絡があり、「アド街ック天国」という番組で山下公園近辺を探索する事になり、公園内にあるザンギリ像についての取材であるとの事でした。西洋理髪発祥の地としての記念碑である事や、組合創立30周年の事業として作られた事、木村賢太郎氏への依頼のいきさつ等をお答えしました。中でも当時の組合員調査によって今後組合員の高齢化が進むであろう。このままでは組合が弱体化してしまう恐れがある。このザンギリ像を我々のシンボルとして組合組織の強化を図るという思いもこの像には込められている事等も話しておきました。5月20日㈯21時から放映されます。
ザンギリ像が建てられたのが30周年で今年度が60周年というちょうど倍の年にあたります。今年度はザンギリ像が建てられた時と同じように、いやそれ以上に組織強化をしなければと思いお話をさせていただきました。組織強化のためには皆様が組合事業に多く参加する事が何よりも重要な事ではないかと考えております。一つ一つの事業を皆で行っていく事が絆を作り、メリットを感じ、しいては組織の強化と共に後継者育成などにもつながってくると思っております。皆様のご理解ご協力をお願いする次第です。」とあいさつした。
その後、退職講師、永年勤続従業員(15年、10年、7年)の表彰、事務局職員の表彰、敬老者への記念品贈呈が行われた。
議長に港北支部の後藤 修氏、厚木支部の井上昭一氏が選出され、本人出席111名、委任状出席9名の計120名で、総代会が成立していることを宣し、議事に入った。
平成28年度事業報告承認の件
異議なく可決承認された。平成28年度収支決算報告及び欠損金処理案承認の件
白川経理部長が当期欠損金262万3、360円で前期繰越剰余金が、202万6、848円で、計59万6、512円を処理するために、修繕積立金を300万円取り崩し次期繰越金は240万3、488円となる旨説明、監事(小堀謙蔵氏、平本英文氏、飯嶋 朗氏)を代表し飯嶋 朗監事から監査報告があった。異議なく可決承認された。総代提案及び要望事項に関する件
事前送付はなし。平成29年度事業計画案承認の件
全員異議なく可決承認された。平成29年度収支予算案承認の件
白川経理部長が本会計の収入、支出とも前年比52万7、800円の増である旨説明全員異議なく可承認された。借入金最高限度額承認の件
限度額1億円について、全員異議なく可決承認された。平成30年度予算成立までの経費支出承認の件
経常経費、常任理事会で必要と認めた支出に限り認めることについて、全員異議なく可決承認された。役員改選の件
監事候補者3名の全員について、全員異議なく可決承認された。- 総代提案及び要望事項に関する件
事前送付なし。
高橋副理事長の挨拶で閉会となった。