平成30年12月 第6回理事会概要
とき | 平成30年12月11日(火) |
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ところ | 理容会館5階大ホール |
平成30年最後の理事会が12月11日㈫、理容会館5階ホールで開催された。対話集会が全てのブロックで終了し、多くの意見、提案が寄せられたとの報告や来年度は職業技術校を休校とし、それに代わるものとして、ステップアップセミナーを開催したいとの報告があった。
審議事項では、今年の3月から取扱いを始めた県組合独自保険「弁護の力」の取扱いの停止について審議を行い、承認された。
船津理事長あいさつ
- 当県から全国卓越技能者表彰を宇佐美 勉氏が受賞し、また厚生労働大臣表彰を白川敏雄常任理事が受賞し、県卓越技能者表彰を遠藤常任理事が受賞したことを報告させていただきます。
- 各ブロックにおける対話集会が終了し皆様より沢山のご意見並びに提案をいただきました事にお礼を申し上げますと共に担当された支部役員の方々に改めてお礼申し上げます。中でも防災訓練における連絡方法について、ラインやSNS等の活用をという意見が多くありました。今後、検討していかなければならないと感じさせていただきました。また、外国人利用者に対する対応等についても意見がございましたが、教育部を中心にセミナー等を開講するなど対応を考えておりますので、是非多くの組合員の方々に参加していただきたいと思っています。今後も皆様のご意見ご提案を組合運営に生かしていければと考えております。
- 皆様からの要望によりスタートしました「弁護の力」の保険について後程ご審議をいただきますが、スタートしてから幾度となく追加の条件等が保険会社から出され、何とかクリアーしてまいりましたが、問い合わせした複数の案件に対し対象外であるとの回答があり、対象範囲があまりにも狭いため組合としてのメリットが感じられません。組合員の皆様の為にと考え、理事会でも承認していただきましたが、かえって組合の皆様にご迷惑をおかけする前に対応策として保険の停止をしたいと思っておりますので、皆様より慎重にご審議いただきたいと思います。
- 今年度は12月に行っておりました理事納会を開催いたしませんが、1月に行います「新春の集い」で皆様と共に新しい年を迎えたいと思います。
報告事項
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今年度の県組合への共済関係推進費は約585万円で共済加入推進並びに組合加入強化特別推進費として支給された
船津理事長全理連報告
- 理容ボランティア活動の実施報告があり、当県では川崎市「恵楽園」と横浜市「中央更正館」で福祉理容を行ったことと、テレビ神奈川での放映が報告された。
- 平成30年秋の叙勲・褒章等受章者について報告があり、当県の宇佐美 勉元全理連講師が卓越技能者表彰を受賞し、全理連より記念品が送られた。また白川敏雄常任理事が10月26日にホテルニューオオタニに於いて厚生労働大臣表彰を受彰した。
- 2021世界大会の日本開催について理容・美容・タカラの代表が合意書に署名し正式に日本開催が決定した。日時については2021年9月26日㈰~28日㈫の3日間、会場はパシフィコ横浜。
- 平成31年度の予算の基本方針について、大森理事長より説明があり、まず組合賦課金の値上げはせず、事業については営業支援を含め、インバウンド事業等事業計画に沿った事業を推進し、また、国の補助事業にも積極的に取り組んで行くという事で承認された。
- 共済加入推進並びに組合加入強化特別推進費の提示があり、当県への推進費は約585万円で、県組合では当初400万円を予算計上しているので、残りの185万円について、共済加入及び組合員加入のために活用していただきたく各支部へ支給いたしますのでご理解をいただきたい。
- 平成31年度事業日程予定
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理事長表彰推薦
総代会で表彰される理事長表彰の推薦を平成31年2月12日までに提出していただきたい。 -
各支部総会日程
支部総会の開催日を平成31年1月25日までに提出願いたい。総会が泊りの場合は、新年会に常任が出席するので、新年会の日程を報告願いたい。 -
各ブロックで開催かれた対話集会では、多くの意見、提案が寄せられた
対話集会
平成30年度対話集会が4ブロックで開催された。 -
平成31年新春のつどい
組合員の参加予定者は225名である。 -
年末年始の取扱い
12月29日~1月6日までは休館で、共助会・互助会については、理事長、副理事長に連絡願いたい。 -
県組合職業技術校の休校とステップアップセミナー開催予定のご案内
職業技術校は、平成31年度は休校とし、それに代わりステップアップセミナーを開講する。 -
「ICT機器を活用した理容業インバウンド対応講習会」の開催
平成31年2月18日に理容会館で開催される。
詳細はRIYOかながわ12月号に掲載 -
全国大会2部チャンピオン竹元氏による特別講習を開催
「全国大会2部チャンピオンによる優勝作品の再現」の開催
平成30年度全国大会第2部優勝の竹元氏を招いて特別講習を開催する。 -
クールビズキャンペーン
国が進める地球温暖化対策に歩調を合わせ、「2019クールビズ・ヘアスタイル」などを募集する。優秀作品には賞状、賞金が授与される。 -
理容2019メッセージ大会
全理連「理容2019メッセージ大会」は静岡県で10月21日に行われる。県大会出場者代表が関東大会、全国大会と行けることになるので、まずは県大会に出場をお願いする。 -
全理連理容業界振興論文
募集を2019年6月末まで行う。内容は自由で、応募資格は組合員及び従業員であること。表彰は静岡県で開催される全理連総会席上で行われる。 -
共済加入と組合加入特別推進費を各支部に7万円送金
共済加入推進並びに組合加入強化特別推進費の支部送金
各支部に7万円を送金する。 -
平成29年度県共済(年金)手数料支部還付
年金手数料は7万7、175円で内支部還付金は3万8、588円で1月10日に支部に送金する。 -
保険料控除証明書
全理連療養共済(医療)の保険料控除証明書を支部共済部長に送付した。 -
平成30年度上期事業部手数料支部還付金の訂正
11月理事会で報告した資料について一部誤りがあったので訂正する。 -
第13回ダンスパーティ決算報告
ダンスパーティは、113名が参加し、メルパルクで開催され、費用は、72万8、000円であった。 -
第2回ボウリング大会決算報告
44名が参加し、ラウンドワンで開催された。優勝は神奈川支部の鶴岡和夫氏で、費用は、12万7、070円であった。 -
福祉理容実態調査
全理連から各組合における地方自治体の予算措置に基づく福祉理容の実態調査についての依頼があったので、1月11日までに県組合に報告願いたい。 -
ホームページ掲載事業
平成30年度対話集会報告など8件。 -
金融公庫借入申込
平成30年11月の金融公庫借入申込は5件、1、815万円。 -
その他
・名義変更届の様式を一部変更した。
・理事のライン利用について説明した。
・女性理容師の日のランチクルーズは定員に達した。
・共済の請求案件がある場合は共済部長か県組合に相談を。
報告事項Q&A
Q.共済加入推進並びに組合加入強化特別推進費について報告は必要か。
A.全理連から、共済加入のほか、組合加入にも力を入れてくださいという依頼があり、報告書は必要ない。
Q.特別推進費は585万円全理連から送金されているが、支部への送金はその半額となるのではないか。
A.特別推進費は、予算とし400万円計上しているので、組合運営に使い、残額の185万円を支部に送金することとした。1支部の送金額は7万円。
Q.災害時の帰宅ステーションののぼりがメール便で送られてきたが、どう使うのか。
A.県市と災害協定を結んでいる災害時帰宅支援ステーションすべてに県から配布されたもので、災害時に帰宅困難者が利用しやすいよう活用していただきたい。
Q.のぼりは11月1日に組合店で一斉に掲げるなどPRに使ったらよいのではないか。
A.考えていきたい。
審議事項
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組合費免除申請
免除申請者は1名。 承認 -
「弁護のちから」の取扱いは停止
神奈川県理容組合独自保険「弁護のちから」の取扱い停止と加入者への保険料の返金について
Q.保険の対象外の案件とはどういうものか。
A.理容関係のものは、保険対象外なので、対象は非常に少ない。
Q.この保険は理事会で決めたものだが、組合員にどう説明するのか。
A.保険会社から当初説明がなかったものがどんどん出てきている。例えば、団体取扱いが当初の10名から20名となり、脱退者がいる中で、団体扱いを維持することは困難となっている。また、理容に関係するものは対象外となるので、利用できる可能性が低いなどを説明してほしい。
Q.返金する20万7、000円はどこから出すのか。また、保険会社は対応しないのか。
A.共済部費から支出する。保険会社は掛捨保険なので、返金できないとの回答を得ている。 質疑の後、承認された。