第60回通常総代会開催
県組合は第60回通常総代会を県理容会館で開催したが、新型コロナウイルス感染防止のため、組合初めてとなる書面による通常総代会となった。
出席者は、議長と常任理事のみで、総代各氏から提出された議決権行使書により議事を決した。
第60回通常総代会
船津理事長は「本日は新型コロナウイルス感染防止のため、通常総代会としては初めて書面による総代会となりましたことをご理解いただきたいと思います。新型コロナウイルスについては、情報提供など様々なことを行ってきましたが、幸い1名の感染者も出しておりません。これは組合員一人一人の方が感染しないように細心の注意を図り、衛生管理を行ってきた賜物で、今後も引き続き、新型コロナウイルスに対応した衛生管理を図っていただきたいと思っております。
事業では、新型コロナウイルスの影響で、県大会の中止など令和2年度事業遂行に多くの支障が出ておりますが、次の総代会で、きちんと事業の報告、決算の報告を行い、組合員の皆様に理解していただきたいと思っております。また、5月から7月までの組合費については、皆様がこれまで積み立ててきた共助会費を返金し、組合費等に充当し、さらには5月1日に黒岩県知事と面談し、休業等している理容店に対する財政支援をお願いするなど、組合員の皆様の負担を少しでも軽減することに努めております。」とあいさつした。昨年議長を務めた秦野支部の藤原達男氏、高津・宮前支部の高橋雄治氏が議長に指名され、総代の議決権行使書提出数96名で、総代会が成立していることを宣し、議事に入った。
議事は、各議案毎に、理事長、担当部長が説明を行い、議決権行使書の賛否を確認し、議事を決した。
- 令和元年度事業報告承認の件
・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。 令和元年度収支決算報告及び剰余金処分案承認の件
古谷経理部長が当期剰余金は536万8、458円で前期繰越剰余金が、456万5、170円で、計993万3、628円で、法定準備金60万円、特別積立金60万円、第73回全国大会準備金500万円で、次期繰越金は373万3、628円となる旨説明。また、顧問税理士からの指導で、現在の定期預金を整理し、第73回全国大会準備金500万円等を本会計の資産として定期預金とする予定であることを説明した。・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。- 総代提案及び要望事項に関する件
事前送付はなし。 - 令和2年度事業計画案承認の件
理事長が、「今年の2月からの新型コロナウイルス禍により、総代会の開催を書面でやらざるを得なかったのをはじめとして、県大会、厚生事業など計画の変更を余儀なくされている。新型コロナウイルス対する情報提供など、組合員を守るための施策を、できる限り行っていきたい。」と説明した。
・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。 - 令和2年度収支予算案承認の件
古谷経理部長が本会計の収入、支出とも453万1、800円の減である、全国大会引当金を500万円計上する旨説明した。
・総代賛否状況
賛 成 95名
非賛成 1名
可決承認された。 - 借入金最高限度額承認の件
限度額1億円について、
・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。 - 令和3年度予算成立までの経費支出承認の件
経常経費、常任理事会で必要と認めた支出に限り認めることについて、
・総代賛否状況
賛 成 96 名
可決承認された。 - 定款の一部改正の件
白川総務部長が組合員数2、000名以下になった場合でも総代数100名を下らない数とする定款の改正などについて説明した。
・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。 - 役員改選の件
監事候補者3名の全員について、
・総代賛否状況
賛 成 96名
可決承認された。 - 総代提案及び要望事項に関する件
事前送付なし。
嘉山副理事長の挨拶で閉会となった。