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<12月29日知事メッセージ・神奈川県対策本部会議資料(抜粋)>

                知事メッセージ

 本県の感染状況は、新規感染者数が連日1万人を超えており、数の上では1日約2万人を記録した第7波に次ぐ規模になっています。
 一方で医療提供体制は、本県のレベル判断で重視している重症患者の救急搬送や入院が困難になっているという状況ではありませんが、外来は、重症化リスクの低い方の受診も多く、ひっ迫しつつあります。加えて、流行期に入ったインフルエンザとの同時流行への警戒も必要になってきました。
 そして、これからの年末年始は、受診できる医療機関が少なくなります。現在のように、重症化リスクが低く症状が軽い方が、より多く発熱外来を利用する状況が続くと、医療機関がひっ迫し、生命の危機にある重症の患者が受診や入院ができないといった事態を招きかねません。
 そこで県は、年末年始における医療のひっ迫を、何としても回避する観点から、本日、感染レベルを「レベル3」の「医療負荷増大期」に引き上げることとしました。
 県民の皆さんには、この年末年始を乗りきるために、特に次の2つの行動を強くお願いします。

 ひとつめは、これまでお願いしてきた「基本的な感染防止対策の徹底」です。
 帰省や初詣など、外出や人と会う機会が増えますが、高齢者、基礎疾患のある方、妊婦など、重症化リスクの高い方を守る意味でも、基本的感染防止対策の徹底を、改めて、強くお願いします。人混みや近距離での会話など、場面に応じた適切なマスクの着用、手洗いは、季節性インフルエンザの予防にも大変有効です。
 また、エアロゾルで感染するオミクロン株に対しては「換気」が有効です。冬場は室内を閉め切りがちですが、部屋の温度に留意しながら、定期的に窓を開けるなど、換気の徹底をお願いします。

 ふたつめは、「医療のひっ迫を防ぐ行動」です。
 コロナ以外も含めて、生命の危機にある重症の方のいのちを守るため、限られた医療資源を重症の方やリスクの高い方に重点化することが必要です。若い方で基礎疾患がないなど、重症化リスクが低く、症状が軽い方は、セルフテストをして陽性者登録窓口に登録する、不安な時はオンライン診療を活用する、会社や学校への証明のための受診はしない、など、医療現場のひっ迫を回避するためにご協力をお願いします。

 県民の皆さん、医療機関の皆さんと共に、社会経済活動の維持と感染拡大防止の両立を図るウイズコロナの取組みを推進し、医療のひっ迫が懸念される年末年始、そして、第8波といわれる現在の感染拡大を乗り切りたいと思っていますので、ご理解、ご協力をお願いします。

令和4年12月27日
                             神奈川県知事 黒岩 祐治

第71回新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部会議資料(抜粋)

 

・新型コロナ・緊急情報等動画一覧(令和4年度) 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ie2/message/index.html

・新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部会議資料・動画

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/bu4/2020kiki.html

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